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奥多摩に飽きるにはまだ早すぎる。
奥多摩って、何回も行ってたら飽きますよね。
都民の森、風張峠はいわずもがな。人もいっぱいいるしね。ちょっとマニアックに大ダワ、柳沢とやってみてもやはり飽きは来るのです。どうしたって走り慣れてしまう。
いえ、奥多摩に限らずどこの山域も、海辺も。
でも、日帰りで行くのに気楽な距離ってありますよね。
そして、飽きてしまいますよね。
今回は奥多摩を飽きてしまった人が、仕方なく奥多摩をマニアックに走りこむためのルートにしましょう。
要は峠を組み合わせるっていうことです。
モデルルートとして、柳沢、今川、鶴、甲武という形で。
距離160、累積標高3100。
ね、奥多摩でもウキウキするような数字でしょう。
もちろん、大ダワ、風張林道なんかと入れ替えても良いです。
でも、鶴峠が非常にマニアックな雰囲気のジェットコースター系アップダウンがあるので、鶴峠は何かしらの形で入れた方が楽しいと思います。
鶴峠おすすめです。
地図画像をクリックでマップ詳細見れます。
とりあえず、柳沢峠に行っとけば良いと思います。
柳沢に行っとけば、距離も標高もかさまし出来て、満足度も上がります。最後に柳沢を持ってくるのももちろんOKです。
ただ、先に柳沢をしておくと、天気が良くて雲が少なければ御坂峠、富士山という形を狙いやすいですから。
御坂峠は遠いイメージ、いや、実際、遠いしキツイのですが、柳沢まで行くとそこからは意外と近いので、輪行袋を一つ持って行けば解決する問題ですから。
そりゃ、奥多摩だけよりは富士山まで行ったほうが気分は良いです。
丹波山村の食堂「仲よし」さんを今回はゴリ押ししておきます。
丹波山村は道の駅もあるので、ついついそちらに入ってしまいがちですが、仲よしさんは山奥の集落の定食屋の模範形のような良い店です。
焼肉定食900円。ごはんはお代わりさせてもらえました。多分、頼めばサービスでしてくれます。お代わりしなくてもがっつり満足できます。
ドライブインふるさとと双璧をなす素晴らしい食堂です。
満腹になったら今川峠へ向かいましょう。
丹波山村からローラー滑り台の横を抜けて、小菅村に向かう峠が今川峠です。






今川峠は、最初のローラー滑り台のところがとにかく苛酷ですが、あとは割と何とでもなります。
恐れずに登ってください。
奥多摩の峠なので、もちろん景色は期待できません。
でも、木の雰囲気が良いです。
良い家が建てられそうなまっすぐな木がかわいい峠です。
写真は今川峠ピーク。
下りの前の道の切れる感じってうれしいですよね。
下ると小菅村に着きます。
小菅側から今川峠に上る時は交番を目印にすると分かりやすいでしょう。
鶴峠、松姫峠方面に行くには、異常なまでにきれいで立派な小菅村役場の前の交差点を細い方に向かって曲がります。
今川峠から行けば右折ですね。
そこから鶴峠に行くには、松姫峠との分岐を上野原方面に向けて左折です。意外とこの分岐までも登らされます。
小菅村の小学校らしき建物なんかは割とほっこりします。





鶴峠は非常に難儀な峠です。
別に標高が高いわけでもなく、急坂があるわけでもなく。難しい峠ではありません。
ただ、一般的に奥多摩は「帰りは下り」という楽さがあるのですが、鶴峠を使うとジェットコースター系の峠なので、「あれ? せっかく奥多摩湖くんだりまで登ってきたのに、帰りも結構登りあるの?」っていう気分にしてくれます。
奥多摩マンネリの人にはちょうど良いでしょう。
沢沿いのジェットコースター峠。
もちろん、静かです。
ただし、道幅が狭く、集落の住人の車がカーブの向こうから対向してくることも少なくないので事故に気を付けましょう。
なぜか以前よりも舗装がきれいになっていました。
こんな山奥の道を直すなんて。山梨県にもいろいろ事情があるんでしょうか。
和田峠が崩れる前の通り抜けれた頃なら、そのまま和田にも突っ込めましたが。
2015年秋現在は和田峠は抜けれず、甲武トンネルで檜原に逃げるルートになります。
疲れちゃった人は上野原に逃げて輪行で帰るのもありです。
クレイジーなあなたは上野原から大月まで折り返して松姫峠して下さい。
甲武トンネル南側は風情あります。
山間部の中のすっぽり空いた土地みたいな雰囲気が良いです。
そして、登り始めると、狭い道幅の上り、なおかつ傾斜はきつくないというのも良いです。
ただ、トンネルは普通に怖いです。歩道はないです。
トラックが来ることもあるので、強いテールライトを持って行ってください。
中央道の渋滞を逃げて来るベテランドライバーが使うようです。
北から南に向かって登りになっているトンネルなので今回のルートではさほど怖くはないかもしれませんが。
あとは檜原に抜けていつもの平和な奥多摩です。
それにしても、書いてみて改めて思いますが。
良い写真の撮りにくいルートです。
峠の写真より、限界集落の写真を狙うのが良いのかもしれません。
Akishima
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© NEZUMI FUKUDA