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遠いようで近い? 近いようで遠い?

   フェリーで行く三浦半島の旧石切り場!

「房総半島行きましょう」

 

不意に日帰りで房総半島に行こうと誘われた。

冬のことで、

「そんな長距離、この寒い、陽の短い時期ヤダよ」

なんて言うと、

「三浦半島からフェリーで渡って、輪行で帰ってくれば実際は100km程度ですよ」

とのこと。

調べてみると、確かに100km程

なんせ三浦半島まで片道走るのと距離としては一緒なのだから、当たり前と言えば当たり前。

「それに、昔の石切り場の山があってカッコイイんですよ」

とのことで行くことに。

 

フェリーが1000円ほど、電車が2500円ほどと少し交通費は掛かるが

「フェリーに乗って房総半島」

というフレーズは、冒険っぽい響きがあって良い。

 

大きいマップで見る人はコチラ。

寒さに負けて朝寝坊。まあ、100kmなので気にしない。

 

道に迷いにくいようにと16号で行ったが、案の定、交通量が多くて失敗。

江ノ島方面から久里浜を目指すのが正解かもしれない。

 

それでも、横浜を過ぎてしまえば、割と走りやすい道になる。

金沢文庫の市場食堂という店に何となく入ってみたところ、量も多く、美味しかった。(リンク先は食べログ)

マグロ丼など魚が美味しそうな店だったが、何となくカキフライ定食。

 

横須賀を過ぎて、青い看板の久里浜の文字を頼りにフェリー乗り場へ。

 

最近のフェリーは、ロードバイクなんかの扱いも慣れているらしく、車体にダメージがないように優しく固定してくれるので嬉しい。

金谷のフェリー乗り場には恋人の聖地というオブジェがある。

自転車の写真を取るのにちょうどいい。

もちろん、女の子とのサイクリングにも素敵ですね。

さらば久里浜。

そうは行ってもすぐに房総半島の金谷に着くんだけどね。

山を歩くのは別に面倒ではないが、登山道の入り口を探すって毎回分かりにくくて、ちょっと面倒くさい。細い路地なんかを入っていかないと見付からない場合も多い。

まあ、探検っぽくて楽しくもあるが。

JR浜金谷駅の裏の方の山である。

キーワードは肉屋と薬屋の間。

ロープウェーのおじさんに聞くと地図をくれる時もある。

ハイキングの予定があるときには、こんな感じでスニーカーを持って行くと便利。

ちなみに、リュックの中身は、おやつと輪行袋、ウィンドブレーカー

別に大したものは入っていない。

鋸山を目指す。

フェリー乗り場からすぐにあるので、そのへんの人に聞いたら分かるだろう。

歩くのは嫌いっていう人はロープウェーもある。

歩いても頂上まで1時間もしないくらいなので、歩いてみたほうが楽しいと思う。

登山道の入り口ではさすがに自転車を盗む悪人もいないと思いたいが、一応、カギくらいはかけておく。

心配であれば、林の中に隠してしまうのも良いかもしれないが、特別、有名な山、観光客がひっきりなしに通る場所とかじゃなければ大丈夫だろう。

 

上に行くには何種類か登山道がある。

田舎の低山の良き登山道という雰囲気。

 

ちなみに鋸山の頂上には特に何もない。

何かがあるのは、石切り場、観音様、大仏様とかかいてある方だ。

昔の石切り場まで来ると、かなりウキウキできる。

 

昔は房州石という石を切り出していたそうだ。

海を一望できる景色も秀逸だし、大きい観音様も非常に良い。

 

まあ、その辺は自由に楽しんでもらえば良いと思う。

写真には写りにくいが、空気が澄んでいれば富士山まで見える。

 

帰りの輪行は、浜金谷駅からしても構わないが、列車の本数が短い。

時間に余裕があれば木更津あたりまで走ってしまっても良いだろう。

もちろん、のんびりと電車を待っても良い。

或いは時間とお金に余裕があれば一泊して、外房を回ってから輪行で帰っても楽しいだろう。

 

輪行は時間帯にもよるが、東京駅までは割と問題ない。

東京駅から先は各自の判断で。

 

まあ、そんな感じの房総半島の鋸山でした。

Akishima

Jitensha

Biyori 

 

© NEZUMI FUKUDA

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